Albrecht Dürer, 辻本臣哉

アルブレヒト・デューラーの《1500年の自画像》は、自らをイエス・キリストになぞらえて描かれている。当時、芸術家の地位が高まったとはいえ、自らを救世主に似せて表現することに、私は大きな違和感を持った。